
◆糖質の選び方のコツ
白米や白い食パン、うどんなど「色が白い糖質」は体に吸収されやすい特徴があります。逆に雑穀ごはんや玄米ごはん、全粒粉のパン、そばなど「色がついている糖質」は食物繊維が豊富に含まれており、体内への吸収がゆっくりと吸収されます。
糖質は「色がついている糖質」を選ぶようにしましょう。
◆脂質に注意
肉や乳製品に多く含まれる「飽和脂肪酸」は悪玉因子を増やし、糖尿病の発症や進行に悪影響を与えます。また、揚げ物やクッキー類に多い「トランス脂肪酸」は動脈硬化を進め、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めてしまいます。
逆に、魚の油は血液を固まりにくくしてくれます。また、血糖値をコントロールしてくれるインスリンの働きをよくする、サポート役でもあります。
たんぱく質を摂る際は、脂質の種類に気をつけるようにしましょう。
・肉より魚
・揚げ物は避ける
の2点が大切です。
◆食材の組み合わせを工夫する
納豆など高たんぱくの食材や、消化吸収を遅らせる働きのある酢の物を組み合わせましょう。糖質にこれらを合わせることで、血糖値の急上昇が抑えられます。
上記以外にも、
・3食きちんと食べる
・夜遅く食べない
・食べてすぐ寝ない
・定期的な運動を心掛ける
など健康的な生活習慣が血糖値コントロールの基礎となります。
いま一度、生活習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか。