
乳製品や発酵食品などに多く入っているイメージがある乳酸菌ですが、ひとえに乳酸菌製品といっても種類があるのをご存知でしょうか。
普段なかなか聞きなれない言葉だとは思いますが、乳酸菌製品は「プレバイオティクス」「プロバイオティクス」「バイオジェニクス」といった3種類に分類されます。
それぞれの乳酸菌製品が体内の環境を整えてくれることに変わりはないのですが、その整え方に違いがあります。
よく乳酸菌製品などのパッケージに「生きた乳酸菌」みたいな表記を見かけることも多いと思いますが、「生きた乳酸菌」は「プロバイオティクス」に該当する乳酸菌製品です。
代表的な商品にはヨーグルトがあります。
ヨーグルトを食べると体内に不足している乳酸菌を補うことで、
体内環境を整える、といった作用があると考えられます。
乳酸菌製品の中には「プレバイオティクス」「プロバイオティクス」を組み合わせた製品もあり、この製品のことを「シンバイオティクス」と呼ばれています。
体内細菌のバランスを整える生きた菌であるプロバイオティクスと、体内の有用な菌の餌となるプレバイオティクスを同時に摂取することで、より効果的に体内環境を整えられると考えられています。