
・発見
菊芋は16世紀に北アメリカのトビナンス族というインディアンが栽培していたのが
始まりと言われています。日本では戦国時代まっただなか。織田信長や豊臣秀吉らが生きた時代ですね。
・渡欧
17世紀にアメリカ大陸から、ヨーロッパに伝わったとされています。
伝来当時はトビナンス族が食していたことから「トビナンバー」「トビナンブール」と呼ばれ、
親しまれてきました。
生命力と繁殖力の強さから、飢饉のときには多くの人の栄養源になったと言われています。
菊芋は健康効果の高さから「食のルネサンス」とも呼ばれていたそうです。
・来日
日本に菊芋が伝わったのは19世紀。鎖国の終わらせるきっかけとなっペリー来航時に
伝わったとされています。約170年前と考えると、意外と最近?と思う方も多いかもしれませんね。
第二次世界大戦の食料難の時には、生命力の高さ・栽培の容易さから国民の飢えをしのぐ貴重な食材として
重宝され、日本でも注目が浴びるようになったとのことです。